今、何に気づいていますか

ゲシュタルト療法の基本概念を学ぶためのウォーミングアップとして

セミナーやセッションの前に「今、何に気づいていますか」というエクササイズから始めることが多い

2人1組のペアになる

ファシリテーター :相手に気づきを問いかける  F

ワークをする人  : CL

【内部領域の気づき】

F 今、何に気づいていますか

CL こめかみが痛い事に気づいています

F 今、何に気づいていますか

CL 緊張していることに気づいています

【外部領域の気づき】

F 今、何に気づいていますか

CL 木の枝が揺れているのにに気がついています

F 今、何に気づいていますか

CL 空調の音に気がついています

【中間領域の気づき】

F 今、何に気づいていますか

CL 彼女は怒っていると考えていることに気がついています

F 今、何に気づいていますか

CL 明日契約がうまくまとまればいいなと考えていることに気づいています

以上のように気づきには3つの領域があり

内部領域、外部領域はわかりやすいと思うが

中間領域はピンとこない

考えたり分析したり 判断したり 社会的な価値観はじめ

家庭、宗教、文化などの価値観 現実を想像したり、過去のことを思い出したり

未来のことを思いめぐらすこともできる領域のことである

フィリッツパールズは「この中間領域が多くの私たちの興奮やエネルギー生命力を取り上げてしまうので

現実にコンタクトするエネルギーがほとんど残されていない」と述べている

他者の価値観を鵜呑みにしたり 固定的な考えを続けることで 

現実にコンタクトするエネルギーが奪われているということである

3つの領域の気づきに意識が向くようになると 自己への洞察が深まる

「今、私は~に気づいています」というたったそれだけのことで

自分の操作可能な範囲が広がっていく

より大きな自由をもって行動の選択ができるようになる」と述べている

中間領域とは別名 ファンタジーの世界での気づき

ファンタジーとは思考する 夢を見る 想像する 理論づける 期待する を含む

ゲシュタルトを学んで いかに自分が 中間領域【ファンタジー】の世界で生きてきたかを知る

カウンセリング&セラピーライフスタイル

どこへいけばいい?今の自分がわからなくなったとき。なぜかこの状況ではイライラ、憂鬱になってしまったり。人を傷つけたのかなと自己嫌悪。他人に大きく傷つけられたり。大切な人との別れがあったり…。

日常ではいろんなことが起こり、心はいつも揺れ動きます。そんなときあなたの話を聴かせてください。あなたにしっかりチューニングします。昨日までの自分とGOODBYEして、明日からの人生を見つけていくパスポート。それがカウンセリングです。

そして、自分だけのお気に入りのセラピーをどんどん体験していきましょう。セラピーをマスターする頃には、思い出はキラキラした自分のダイヤモンドになりますよ。

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